この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
相談者は某大手クレジット会社に対して1900万円近い負債を抱えており、既に裁判を起こされ困っておりました。
解決への流れ
相談者にはそれなりの収入がありましたが、5年60回では到底返済できない額です。相談者には破産や個人再生を勧めましたが、家族には知られたくないので、和解して返済したいとのことでした。そこで、「和解できなかった場合に破産に変更する」という条件で引き受けました。相談者の状況を考慮して、月15万円の120回払い合計1800万円の支払いを提示しましたがまとまらず、16万円の119回(最終回12万円)でまとめました。
任意整理については、たいてい5年60回払いまでといった業者が多いです。したがって、負債の額があまりに大きく、返済のための収入がそれ程ない場合、任意整理は困難です。この件も某クレジット会社1社に対する負債があまりに大きく、任意整理困難な事案でしたが、何とかまとまりました。