犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割

大型遺産分割調停事件解決事例

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佐々木 泰平 弁護士が解決
所属事務所たいへい法律事務所
所在地北海道 札幌市中央区

この事例の依頼主

80代以上 女性

相談前の状況

地方に多数の土地、建物、預金等の資産を有していた被相続人が亡くなり、依頼者である妻と3人の子の間で相続問題が発生しました。相手方が相談者に対し、十分な生前贈与を受けていたことを理由に話し合いにも応じてくれない状況でした。

解決への流れ

交渉段階から受任し、双方が代理人を立てて交渉したものの折り合いがつかず遺産分割調停に進みました。調停段階では、依頼者が受けた生前贈与を客観的な資料を基に提示しつつ、生前の夫婦関係の様子や依頼者の被相続人に対する公私にわたる貢献などの事情を主張していきました。この事案では遺言が存在していたためその内容を出発点としつつ、それよりも相当程度有利な内容で調停を成立させることができました。

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佐々木 泰平 弁護士からのコメント

遺産分割においては、遺産の内容のみならず、それまでの人間関係や受けてきた援助、貢献してきた事情など様々な事柄が複雑に絡み合っていることが少なくありません。そうした複雑な事実関係の中で、有利な事実を適切に拾い上げて有利な解決に導きます。